こんにちは! 「ふるさと納税ってよく聞くけど、なんだか難しそう…」という方向けに、仕組み・メリット・デメリット・始め方のコツを、ざっくり&やさしくまとめました。
実は、ふるさと納税ってほとんどの人が得をする制度なんです。でも「ややこしそう」「確定申告が面倒くさい」と思って手を出していない人も多いのでは?
この記事を読めば、あなたも今日からふるさと納税を始められるかもしれませんよ!
ふるさと納税とは?簡単にいうと「寄付して返礼品がもらえる制度」
ふるさと納税とは、各地方自治体に寄付をすると、豪華な返礼品がもらえて、翌年に支払う税金が安くなるという制度です。(税金の前払いと思っていただければOKです!)
厳密には「納税」ではなく「寄付」ですが、実質的に自己負担2,000円でいろんな特産品をもらえるのが最大の魅力です。(払って終わりだった税金が、払ってモノがもらえる税金に変わります!)
どんな仕組み?ふるさと納税の流れ
① 自治体に寄付する
インターネットで返礼品を選び、寄付(=購入のような形)をします。
② 返礼品が届く
数日〜数週間で、選んだ品が自宅に届きます。地域の特産品を楽しめるのがうれしいポイント!
③ 税金が控除される
年末までに行った寄付について、翌年の**住民税と所得税から控除(割引)**されます。
ふるさと納税のメリット
● 実質2,000円で豪華な返礼品がもらえる
寄付額のうち2,000円を引いた金額が税金から控除されるため、自己負担はたったの2,000円。
◆ なぜ「自己負担2,000円」があるの?
結論から言うと、この2,000円は制度の公平性と健全性を保つために設けられている「最低限の自己負担」です。
もし全額が控除対象だった場合…
- 税金を使って返礼品をタダでもらうことになる
- 節税目的だけの過剰な寄付が相次ぎ、制度の本来の目的(=地方自治体の支援)からズレてしまう
こうした問題を避けるため、国(総務省)が「最低でも2,000円は自己負担してくださいね」というルールを決めているのです。
これは「寄付」としての本来の意味を保ちつつも、
応援する気持ちで参加してもらいたいという制度の工夫なのです。
● 地域の特産品「も」楽しめる
普段スーパーで買えないような「ブランド米」「国産和牛」「海鮮セット」などが選べます。
が、ここでは耳タコな上記食品には一切触れず、形として残る「モノ」に焦点を当てています。
● 好きな自治体を応援できる
被災地や過疎地、思い出の地など、自分が応援したい市区町村に寄付することができます。
● 家計の節約にもつながる
返礼品で生活用品や食材をもらえば、その分の支出が減ります。
本来の趣旨から外れますが、返礼品をフリマサイト等で定価以下の金額で販売している方もいらっしゃいます。(定価を超えた高額転売は当然NG)こちらは年間2000円以上の利益が出れば自己負担分を相殺して完全に節税となります。(グレーゾーンの為非推奨ですが…)
デメリット・注意点もある
▲ 寄付上限がある
控除できるのは年収や家族構成に応じた上限額まで。オーバーすると完全にただの寄付になります。
▲ 年末は駆け込みが殺到する
12月になるとサイトが混雑し、返礼品も品切れが増えるため、今年の年収がおおよその目途が立つ10月〜11月がベストシーズンです。
▲ ワンストップ特例の申請が必要(ここが一番面倒くさい)
会社員などで確定申告をしない人は、「ワンストップ特例申請書」を自治体に送る必要があります(これを忘れると控除されません…!)。しかも「さとふる」等のアプリでも対応しているものと、そうでないものが混在していて、さらに寄付した自治体の数が6つ以上だと問答無用で確定申告が必要になる等、もうこの段階で嫌になった人もメチャクチャ多いと思います。私も面倒臭かった…
「面倒くさい」あなたにこそ、使ってほしい
「面倒そう…」と思ってしまうのもよく分かります。でも最近は、「楽天」や「ふるさとチョイス」などポチっとスマホで完結するサイトも増えてきました。
さらに、会社員なら「ワンストップ特例制度」を使えば確定申告すら不要。NFC対応のスマホ(iPhoneもOK)とマイナンバーカードがあればアプリ上で手続きが全て完結してしまう為、そもそも郵送自体も不要になります!
まずは簡単なシミュレーションから始めよう
どれくらい寄付できるのか知りたい方は、まずは以下のシミュレーターを使ってみてください。
まとめ:ふるさと納税は「知らなきゃ損」な制度!
ふるさと納税は、たった2,000円の自己負担でお得な返礼品をもらいながら地域を応援できる制度です。
やり方さえ分かれば難しいことはなく、年に一度のお得なイベントとして楽しむこともできます。
👇この記事が役に立ったと思ったら…
- 「いいね」や「シェア」で応援お願いします!
- ご質問・ご感想はコメント欄へどうぞ♪